弁護士費用の料金体系?相談料、着手金、成功報酬

債務整理にはどんな種類があるの?

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借金の滞納を繰り返し、督促状を見るのが億劫だ。こんな状態に陥ったら、辛いですよね。誰かに助けてもらおうにも、人間関係を考えてしまう。

家族に頼るのも後ろめたい理由がある。そんな思いで返済のために頑張っても「どうしても無理」という事態がやってくることはよくあります。借金で精神が追い詰められたり自殺してしまったりという話は聞きますが一人で解決できないことには何かしらの対策があるもの、それが債務整理です。

債務整理と行うことで借金を減らしたり、完全になくしたりできます。真っ先に思い浮かぶのが自己破産ですが、それ以外にも任意整理、特定調停、個人再生といった種類があります。

まず、任意整理と特定調停は支払機関や利息の調整のために行います。法定利率より利息が高い場合には引き直し、それでも返済が難しい場合には将来の利息についても減らすことができる制度です。任意整理と特定調停の違いはなんといっても過払い金の扱いです。

任意整理なら過払い金の返還がありますが、特定調停の場合は過払い金の存在が分かっても自分の手元に返ってくることがありません。そのため金利について法律改正のあった2007年以前にお金を借りた人は任意整理を選ぶといいでしょう。

ちなみに、任意整理は債務を完済した後にもできます。この時に発覚した過払い金は発覚した分だけ返ってきますが、証拠が残っていないと金融会社は隠そうとしますし、仮に全額返ってきたとしてもその15〜25%くらいは過払い金を回収した報酬として引かれます。それでもゼロよりは良いのです。

個人再生や自己破産は、債務そのものを減らす制度です。大まかに説明すると。個人再生は安定的な収入を条件とし債務を大幅に減額できる制度です。安定的な収入に必要な家屋や車まで差し押さえられることもありません。いわば個人向けの民事再生と言えます。

自己破産はもはや支払い不能と認められたら債務を無しにできる制度です。ただしギャンブルや浪費があったら免責できませんし、自己破産をすると家も車も差し押さえられてしまいます、ブラックリストに載る期間も長いので、よく考えて決めることが大切です。

弁護士の任意整理はどんな料金体系になっているのか

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弁護士費用の中で特に気になるのが任意整理ですよね。着手金はいくらかかるのか、過払い金が返ってきたとしてそのうちのいくらが報酬となるのかといったことを知ると弁護士事務所を選ぶときに役立ちます。任意整理の費用は大きく分けて相談料、着手金、報酬の3つです。

  • 相談料

弁護士は法律相談をするときに30分5000円の相談料が発生します。この値段の高さから、無料で相談する公的機関を頼ってから弁護士事務所を利用する例も多くあります。しかし、債務整理の場合は律相談が無料となっている事務所もあります。そのような場合でしたら、事案を相談できるだけでなく見積もりを出してもらうこともできるでしょう。初心者にとっては相談料無料は大きなメリットです。

  • 着手金

着手金は1件につき2〜3万円です。これは弁護士でも司法書士でも変わりません。この着手金を成功報酬としている場合もありますが、任意整理がうまくいかない時は債務者に返済が期待できない時なのでよほどのことが無ければ利息は安くなります。

  • 報酬

任意整理で借金が安くなったときにその分の費用を報酬とする場合があります。この費用をゼロとする事務所もあるので比較してみましょう。また、過払い金が返ってきたときについては、返ってきた分の一部が報酬となります。

ただし、どこかの費用が安いことは全体の費用を合わせてお得になることを意味するわけではありません。きっちり包括的な見積もりを検討したうえで相談先を決めましょう。

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