20代も?女性比率は4割?債務整理する人の年齢・性別
自己破産する人特徴
自己破産する人の性別
債務がすべて消える代わりに、職業制限などペナルティが多々課せられる債務整理手段、「自己破産」。自己破産をする人の性別としては、男性6割、女性4割の分布となっています。意外にも女性が多いのが特徴的です。
自己破産する人の年齢
自己破産をする年齢としては、最も多いのが30代と40代、ついで50代、20代、60代といった順になります。30代、40代は起業などで大きな勝負にでる方が多く、それに伴い失敗した方は抱える借金の額も大きくなり、自己破産になるケースが多いようです。
自己破産する人の債務額
自己破産する人の債務額は、約7割が1000万円以下です。中300万円以下の債務で自己破産する方も多い状況です。自己破産というと何千万円もの多額の債務を抱え行うイメージがありますが、実際は意外にも1000万円以下の額で自己破産する方が多数を占めています。
自己破産する人の職業
自己破産する人の職業は、約4割がサラリーマン、約6割や自営業やフリーター、無職となっています。
自己破産する人の月収
自己破産をする人の月収は、20万円以上が約2割、20万円以下が約8割の分布となっています。なお無職で月収が0円の方は、うち3割を占めます。
自己破産をする人の特徴をまとめると?
自己破産をする人の特徴をまとめると、生活困難者が多い傾向があると言えます。例えば起業した会社が潰れ無職となり、債務を滞納、金利や過払い金に悩まされ、挙句の果てには弁護士に相談する費用も用意できず、止む終えず自己破産するケースが多いようです。特に親や子に資金援助を求め難い30代〜40代の世代は、一度無職になってしまうと建て直しが効き難く、止む終えず自己破産を決断するパターンが多いようです。
民事再生する人特徴
民事再生する人の性別
債務が一部残る代わりに、ペナルティが自己破産より少なくなる債務整理手段、「民事再生」。民事再生をする人の性別としては、男性8割、女性2割の分布となっています。自己破産より男性比率が多いのが特徴的です。
民事再生する人の年齢
民事再生をする年齢としては、最も多いのが30代と40代、ついで50代、20代、60代といった順になります。年齢分布としては自己破産とほぼ同じであり、民事再生においても30代40代が最も多くなっています。
民事再生する人の債務額
民事再生をする人と債務額は、1000万円以上が約4割、1000万円以下が約6割の分布となっています。意外にも自己破産より債務額が多い方が民事再生を利用しており、中には1億円以上の債務を抱えらながらも、自己破産はせず民事再生で乗り越える方も多いようです。
民事再生をする人の職業
民事再生をする人の職業は、約8割がサラリーマン、約2割が自営業やフリーター、無職となっています。定期的に収入のあるサラリーマンが大半となり、自己破産では多い無職の割合は、民事再生では1%程度とごくわずかとなっています。
民事再生をする人の月収
民事再生をする人の月収は、月収20万円以上が約7割、月収20万円以下が約3割となっています。サラリーマンで安定した月収を得ている人が大半を占め、中には月収50万円以上、100万円以上で民事再生を行う方もいます。
民事再生をする人の特徴をまとめると?
民事再生をする人の特徴をまとめると、資金的に余裕がある方が多い傾向があると言えます。民事再生を行う方は、前述した通り大半がサラリーマンで、安定した収入源を持っています。資金的に余裕があるため、「自己破産でペナルティを受けるよりは、民事再生で債務整理をする」といった考えの方が多いようです。
また弁護士などに積極的に相談し、過払い金などを上手くまとめながら賢く返済していく方が、民事再生をする方には多いようです。これも資金的に余裕がある事が関係しているのかもしれません。
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