借金整理を決めたきっかけトップは「借金が家族にバレた」

借金を家族に隠し通すのは簡単ではない

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家族に借金を隠す方法

一緒に生活を共にする家族。最も離隔にいる存在には借金のことをばれたくありませんし、やはり家族にばれてしまったら債務整理に動くしかないと重い腰を上げるようです。家族にばれると仮定の不和や離婚の原因になります。いずれにせよ家庭内での信頼は確実に損ねる結果となるでしょう。

家族に借金をばれない様にするためには債務整理が必要ないレベルで計画的な借金をすることです。家族に借金がばれる理由はいろいろありますが、一番不注意が生じやすいのが証拠を見られたときです。

つまりカードや郵送物を出しっぱなしにした時に見られてしまうと言い逃れできないでしょう。逆に言えば取引や申し込みをすべてWeb完結し、電話も携帯電話で行えばまずばれることはありません。しかし、借金整理が必要になった時は話が別です。

こうなるとさすがにばれます

郵送物が届くのはカードが届くとき、限度額が変更されるとき、そして借金を滞納してしまった時です。借金を滞納してしまうと、金融会社から督促状が届きます。これは金融会社から届きたことが分かるので見つかればすぐにばれてしまいます。

さらに、督促状を無視し続けていると一括請求通知が届きます。これは今までの借金を一括で支払えというもので、債権者から届く場合と裁判所から届く場合があります。裁判所から届いた場合は判決が出る前に和解しないと財産を差し押さえられてしまいます。こうなれば絶対にばれます。

債務整理の決意するきっかけが家族にばれることというのは、逆に言えば債務整理が必要な状態を隠し通すのは難しいということです。自分一人で解決しようと追いつめられる方もたくさんいるので、ばれてしまうことは案外良いことなのかもしれません。

しっかり打ち明ければあいても理解してくれるでしょう。ただ、不埒なお金の使い方であれば責められることを覚悟しましょう。深刻な事態を避けるため、借金をするときは事前に家族に相談するのも一つの手です。

自己破産だけでじゃない。あなたに合った債務整理はどれ?

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債務整理をするとなれば、もう自己破産しかない。と思っていませんか?自己破産は債務がすべてなくなる代わりに、ブラックリストに10年記録され、クレジットカードも携帯電話も使えなくなります。さらに出来るだけの弁済するために家や車まで差し押さえられてしまうでしょう。借金地獄か自己破産かというのはちょっと極端な選択肢です。

実際のところ、債務整理には自己破産の他に任意整理・特定調停・個人再生があります。それぞれの条件やメリットを比較しながら弁護士と相談して決めましょう。

まず、支払いできないレベルが軽い時は任意整理や特定調停が使われます。これはどちらも利息制限法に基づく利息の引き直しや、利息のカットを行うためのものです。任意整理は弁護士が交渉を行うのに対して、特定調停は裁判所に申し立てます。特定調停は1社当たり数百円で行えるため非常に安価です。

しかし、効力が強く、債務不履行があった場合にはすぐに差し押さえられるデメリットがあります。払い過ぎた金利である過払い金の請求もできません。対して任意整理は弁護士費用が掛かりますが、裁判所を通さず、手続きもすべて弁護士が行ってくれます。

任意整理によって明らかになった過払い金は返還されます。取りあえずは過払い金の返還ができるのは任意整理と覚えておきましょう。より債務が多い場合は個人再生を用います。

こちらは債務そのものを減額することができるので、任意整理だけでは払いきれない場合に用いられます。条件は安定した収入を持っていることと債務が5000万円未満であることです。その条件さえ守れればギャンブルが原因であっても債務整理ができます。

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